こだわりをカタチに

毎日、厳しい暑さが続いています。

長時間屋外で作業をされている方は、十分に気を付けてください。

 

私が設計を担当している物件で、8月から3件の家がほぼ同時に着工します。

今、着工に向けて急ピッチに仕様決めを進めているのですが、
どの方も拘りが強く、一つの仕様を決めるだけでもドラマがあったりします。

 

例えば、ご夫婦の葛藤の末・・・

結論が出ず意見を求められ、両者に気を使って本音を言い出しにくいことや、
私の中で絶対これ!と思っているのに、違うものを「これいいですよね!」と聞かれ、
顔を引きつりながら「いいじゃないですか」と合わせている場面もあったりします。

私の感性の中で、譲れない部分は頑固に押し続けたりもするのですが。笑

 

そんな中、こんなご要望もありました。

「新築のピカピカした感じが嫌なんです。」

私もその感じが分かるので話は盛り上がる訳ですが、
“新築だけどピカピカじゃない家”をつくることは、意外とむずかしい。

手間やコスト、材料の調達やそんな感覚を伝えて理解してもらう施工業者さんまでの流れなど…

ピカピカじゃないから簡単そうに思えてしまうのですが、
感覚的要素が重要な上に個人差もあるので結構大変なことなんです。

 

で、今回そんなことを理解してもらった上で挑戦的にやっていくのもあります。

今からどの住まいも完成が楽しみです。

またブログでも紹介させて頂きますので覗いて下さい。

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