ZEH基準をわかりやすく解説!省エネ住宅選びのポイント | WHALE HOUSE
WHALEHOUSE
Contents Menu

お電話でのお問い合わせ
(毎週水曜・木曜・祝日定休)

078-242-2777 078-242-2777 LINEでのお問い合わせ right arrow
  • ZEH家づくりコラム

ZEH基準をわかりやすく解説!省エネ住宅選びのポイント

ZEH基準をわかりやすく解説!省エネ住宅選びのポイント

家を建てるなら、快適でエコな暮らしを実現したいですよね。
でも、「ZEH」って聞いたことはあるけど、実際どんなものかよくわからない、そんな方もいるのではないでしょうか。
将来の光熱費や環境への影響も気になりますよね。
この先、家づくりで後悔しないためにも、ZEHについて知っておくことはとても大切です。
今回は、ZEH基準を分かりやすく説明します。
これから家づくりを始める皆さんの疑問を解消できるよう、具体的な情報も交えてご紹介します。

ZEH基準をわかりやすく解説

ZEHとは何か

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、年間のエネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅のことです。
具体的には、家の断熱性能を高め、省エネ設備と太陽光発電などの創エネ設備を組み合わせることで、消費するエネルギーと創り出すエネルギーのバランスを取ります。
まるで家のエネルギー収支を帳尻合わせしているようなイメージです。

ZEHの4つの基準

ZEHとして認められるには、4つの基準を満たす必要があります。

・地域区分に応じた強化外皮基準(UA値)
家の外壁や窓などの断熱性能を示すUA値が、地域によって定められた基準値以下であること。
地域によって気候が異なるため、基準値も異なります。
寒冷地ではより厳しい基準が設けられています。

・基準一次エネルギー消費量から20%以上の削減
冷暖房、照明、給湯など、家のエネルギー消費量を20%以上削減すること。
高性能な設備を採用することで実現します。

・再生可能エネルギーの導入
太陽光発電など、再生可能エネルギー設備を導入すること。
創り出したエネルギーで消費エネルギーを賄うことが重要です。

・基準一次エネルギー消費量から100%以上の削減
上記の3つの基準を満たし、再生可能エネルギーを含めた結果、年間のエネルギー収支がゼロまたはマイナスになること。
これがZEHの最終目標です。

ZEHの種類と違い

ZEHには、いくつかの種類があります。

・ZEH
年間のエネルギー収支をゼロまたはマイナスにする住宅。
最も厳しい基準です。

・Nearly ZEH
ZEH基準には届かないものの、大幅な省エネを実現している住宅。
エネルギー収支は75~100%の削減です。
寒冷地など、太陽光発電による創エネが難しい地域で活用されます。

・ZEH Oriented
都市部の狭小地など、ZEH基準を満たすのが難しい条件下で建てられる住宅。
再生可能エネルギーの導入は必須ではありません。

ZEHのメリット

ZEHには、多くのメリットがあります。

・光熱費の削減
省エネ設備の導入により、光熱費を大幅に削減できます。
場合によっては、売電収入を得られることもあります。

・快適な住環境
高い断熱性能により、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住空間を実現できます。
温度差によるヒートショックのリスクも軽減されます。

・災害時の備え
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、災害時の非常用電源として活用できます。

ZEHと補助金制度の関係

ZEH補助金の概要

国はZEHの普及を促進するため、補助金制度を設けています。
蓄電池設備の導入など、追加の補助金が受けられる場合があります。
補助金の金額や条件は、年度によって変更される場合がありますので、最新の情報を確認することが重要です。

補助金の受給条件

補助金の受給条件は、ZEHの種類や設備仕様などによって異なります。
申請前に、詳細な条件を確認し、自分の住宅が対象となるか確認することが重要です。
また、申請期間も定められているため、スケジュールに余裕を持って手続きを進める必要があります。

まとめ

ZEHは、省エネと創エネを組み合わせることで、年間のエネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅です。
4つの基準を満たすことでZEHとして認定され、光熱費削減、快適な住環境、災害時の備えといった多くのメリットがあります。
国による補助金制度も活用することで、ZEH住宅への導入がより現実的なものになります。
家づくりを始める前に、ZEHについて理解を深め、賢く家づくりを進めていきましょう。

ZEHの最新記事

WHALEHOUSE