近年、注文住宅を建てる際に「せっかく自由に決められるのだから、内装にもとことんこだわりたい」と考える方が増えています。
壁紙や床材、ドアの色、照明計画に至るまで自分たちで選べることは大きな魅力ですが、その一方で選択肢が多すぎて迷ってしまい、打ち合わせが思うように進まないという声も少なくありません。
内装は毎日目にし、長い時間を過ごす空間そのものを形づくる重要な要素です。
だからこそ、感覚だけで決めるのではなく、基本的な流れやポイントを押さえながら計画することが大切です。
本記事では、理想のテイストを見つける方法から、具体的な決め方、おしゃれで心地よい空間に仕上げるための実践的なコツまでをわかりやすく解説します。
理想の内装を見つけるための第一歩

注文住宅の内装とは何を指すのか
注文住宅における内装とは、室内の壁や天井、床の仕上げ材だけでなく、ドアや窓枠などの建具、キッチンや浴室、トイレといった住宅設備まで含めた室内空間全体を指します。さらに、造作収納やカウンター、階段、照明器具なども内装の一部です。これらは暮らしの中で常に目に入り、触れる部分であるため、色や素材の選び方ひとつで住まいの印象が大きく変わります。内装は単なる見た目だけでなく、住み心地や使いやすさにも直結する重要な要素です。
好みのテイストを具体化する
まずは「どんな雰囲気の家にしたいのか」という方向性を明確にすることが大切です。ナチュラル、シンプルモダン、北欧風、和モダン、インダストリアルなど、テイストによって選ぶべき色や素材は大きく変わります。好みの写真を集めて共通点を探すと、自分たちが求めている雰囲気が見えてきます。施工事例やSNS、インテリア雑誌などを参考にしながら、理想のイメージを言語化していきましょう。
家族の価値観をすり合わせる
注文住宅は家族全員が長く暮らす住まいです。デザインの好みだけでなく、生活スタイルや将来設計も踏まえて話し合うことが欠かせません。例えば「掃除のしやすさを重視したい」「収納を多めに確保したい」「在宅ワークスペースが欲しい」といった具体的な要望を共有することで、優先順位が明確になります。事前に希望を書き出しておくと、打ち合わせもスムーズに進みます。
注文住宅内装決め方実践ガイド
カラーバランスの基本を押さえる
内装の印象を左右する大きな要素が色のバランスです。一般的には、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合が美しくまとまりやすいとされています。ベースカラーは壁や天井、床など広い面積に使うため、ホワイトやベージュ、グレーなど落ち着いた色が適しています。そこに家具や建具の色をメインカラーとして組み合わせ、小物でアクセントを加えると統一感のある空間になります。
床・壁・天井の素材選び
床、壁、天井は空間の大部分を占めるため、ここをどう選ぶかで家全体の印象が決まります。無垢フローリングは温かみがあり、クロスや塗り壁は色や質感で個性を演出できます。床と壁の色味を近づけると広く感じられ、コントラストをつけるとメリハリのある印象になります。カタログだけでなく、必ず実物サンプルを確認し、自然光や照明下での見え方もチェックしましょう。
建具・設備・照明のトータルコーディネート
ドアや窓枠、収納扉の色は、床や壁との相性を考えて選びます。全体を同系色で揃えると統一感が生まれ、あえて濃色を取り入れると引き締まった印象になります。キッチンや浴室などの設備機器も空間デザインの一部として考えることが重要です。さらに、照明計画は雰囲気を大きく左右します。電球色で温かみを出す、間接照明で奥行きを演出するなど、用途に応じた配置を心がけましょう。
おしゃれで心地よい空間を作るコツ

面積効果を意識する
広い面積に使う色ほど空間への影響は大きくなります。壁や天井に強い色や柄を多用すると圧迫感が出やすいため、ベースは落ち着いた色を選ぶのが無難です。個性を出したい場合は、一面だけアクセントクロスを取り入れる方法も効果的です。面積の大小を意識することで、失敗のリスクを減らせます。
異素材ミックスで奥行きを出す
木、金属、タイル、布など異なる素材を組み合わせることで、空間に深みが生まれます。例えば、木目の床にアイアンの照明を合わせると、温かみとシャープさが共存するバランスの良い空間になります。同じ色味でも質感が異なると印象が変わるため、素材感の違いを楽しむ視点を持つことが大切です。
機能性とのバランスを忘れない
どれだけおしゃれでも、掃除がしにくい、傷つきやすいといった問題があれば、暮らしにくさを感じてしまいます。耐久性やメンテナンス性、生活動線との相性も必ず確認しましょう。見た目と実用性の両立こそが、長く満足できる内装づくりの鍵です。流行だけに左右されず、自分たちの暮らしに合った選択を心がけましょう。
まとめ
注文住宅の内装は、理想の暮らしを形にする重要なプロセスです。
まずは好みのテイストを明確にし、家族で価値観を共有することが第一歩となります。
そのうえで、カラーバランスや素材選び、建具や設備、照明計画までトータルで考えることが大切です。
面積効果や異素材の組み合わせを意識し、機能性とのバランスを取りながら選択することで、後悔の少ない住まいづくりが実現します。
丁寧な準備と確認を重ね、自分たちらしい心地よい空間を完成させましょう。
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