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神戸で注文住宅を建てるあなたへ。2025年「今使える補助金」をやさしく解説

家づくりは、図面や素材の選定だけで決まりません。実は、いつ・どの制度をどう使うかという視点が、総予算や返済計画に大きく影響します。
本記事では、神戸で新築の注文住宅を検討しているご家族に向けて、子育てグリーン住宅支援(新築)を中心とした最新の補助金情報を整理し、
あわせて給湯省エネ2025税制優遇のポイントも一続きで把握できるように構成しました。
最後まで読めば、「結局うちはいくら受けられるのか」「どの順番で動くべきか」が、迷わず判断できるはずです。

まずは全体像を押さえましょう!

2025年時点で、神戸の新築・注文住宅において実効性が高いのは、やはり子育てグリーン住宅支援(新築)です。
性能グレードに応じて、長期優良は80万円(古家除却が伴う場合は+20万円)、
ZEH水準は40万円が目安となります。GX志向型は160万円でしたが、新築枠はすでに終了しています。
申請は登録事業者が行い、施主が直接申請することはできません。最終的な申請期限は2025年12月31日ですが、
予算に到達した場合はそれより前に終了するため、設計初期からスケジュールに組み込むのが安全です。

そのうえで、同一の新築住宅に対して子育てグリーン給湯省エネ2025を同時に使うことはできません。
どちらを採用するかは、住宅性能と設備仕様、そして工程の順序に直結します。また、住宅ローン減税は0.7%×最長13年
固定資産税は新築で3年1/2(長期優良は5年1/2)の軽減が受けられるため、
現金の補助と税制の効果を合わせて“総合で得をする形”を狙ってください。

本命の「子育てグリーン」をやさしく解説

対象となるのは、子育て世帯(申請時点で18歳未満の子どもがいる世帯)または若者夫婦世帯(申請時点でいずれかが39歳以下の夫婦)です。
長期優良またはZEH水準のいずれかの性能を満たす設計で建築することが前提となり、
補助額は長期優良が80万円(古家除却がある場合は+20万円)、
ZEH水準が40万円という配分です。GX志向型は160万円と手厚い枠でしたが、
新築については予算満了により受付が終了しているため、現状は長期優良とZEH水準の二択で検討するのが現実的です。

実務の流れはシンプルです。まず、依頼先が登録事業者であることを確認します(ここが大前提です)。
そのうえで、設計の初期段階で「長期優良で進めるのか、ZEH水準でまとめるのか」を先に決め、
仕様の選定・断熱グレード・一次エネルギー消費量の達成計画まで含めて、早い段階で合意しておくとスムーズです。
工程計画には、2024年11月22日以降に基礎より後の工程へ着手すること、交付申請の最遅が2025年12月31日(予約の最遅は11月14日)であること、
出来高報告は2026年1月31日戸建の完了報告は2026年7月31日という期日を、無理のない余裕を持って落とし込みます。

性能水準のめやすとしては、長期優良が「断熱等級5以上+一次エネ等級6以上」を含む基準、
ZEH水準が「断熱等級5以上+一次エネ20%以上削減(等級6相当)」が中心的な考え方になります。
なお、同じ新築住宅では、給湯省エネ2025先進的窓リノベ2025との重複申請はできません。
別の住宅やリフォームでの活用はケースによって可否が分かれるため、契約前に必ず確認しましょう。

「給湯省エネ2025」はこう使い分ける

高効率の給湯機器を導入する際に利用できるのが給湯省エネ2025です。
エコキュートは6万円/台(戸建は最大2台)ハイブリッド給湯機は8万円/台
エネファームは16万円/台が基本の枠組みで、機器の性能に応じて加算(エコキュート・ハイブリッドで最大+7万円、エネファームで+4万円)が上乗せされます。
さらに、既存の電気蓄熱暖房機は8万円/台(最大2台)電気温水器は4万円/台の撤去加算も用意されています。
いずれも登録事業者が申請を担当し、施主が直接申請する形式ではありません。

注意したいのは、同一の新築住宅子育てグリーン(新築枠)を使う場合、
給湯省エネ2025との併用は不可であるという点です。
新築を計画する際は、住宅性能の取り方と設備仕様の方針を同時に詰め、どちらの制度を使うのかを初期に確定させておくと、設計と見積のぶれが最小化できます。

入居後の快適は窓から―先進的窓リノベ

既存住宅の開口部の断熱改修に特化したのが先進的窓リノベ2025です。
ガラス交換、内窓の新設、外窓の交換(カバー工法/はつり工法)、ドア交換が対象で、開口部ごとに性能とサイズを評価して補助額が積み上がる仕組みです。
1戸あたりの上限は200万円。登録事業者による申請が必要で、新築は対象外です。
入居後に室内の温熱環境を整えたい、冷暖房の効きを改善したいといったニーズに対して、費用対効果の見えやすい制度といえます。

神戸で建てるならここに注意(ローカル事情)

神戸市の住宅関連ページは、国および県の制度に関する案内が中心です。
2025年10月時点では、新築の注文住宅に対する市単独の現金補助は目立っていません。
一方、兵庫県の太陽光・蓄電池補助市町実施方式で運用されており、実施市町のリストは随時更新されます。
直近の確認では神戸市は未掲載でしたが、導入を検討している場合は着工前に最新情報を改めてチェックし、要件の変化がないかを確かめてください.

税制も同時に使って“総合で得する”

現金の補助と並んで見逃せないのが税制のメリットです。
住宅ローン減税は年末残高の0.7%最長13年にわたって控除でき、
2024〜2025年入居の新築は省エネ基準の適合が原則必要となります。性能に応じて借入限度額の取り扱いも変わるため、
設計の性能方針と合わせて早めに確認しておくと、資金計画の精度が高まります。

固定資産税は、新築の戸建で3年間1/2、マンションで5年間1/2の軽減を受けられます。
さらに認定長期優良住宅であれば、戸建は5年間1/2、マンションは7年間1/2へと優遇期間が延びます。
加えて、直系尊属からの住宅取得資金の贈与については、2026年12月31日まで非課税枠が設定されており、
省エネ等住宅は1,000万円、その他は500万円が上限です。資金援助の予定がある場合は、契約前に組み立てを行いましょう。

失敗しない段取り―取り逃しゼロの計画術

まず、性能の方針を最初に決めます。長期優良(80万円+古家除却+20万円)を狙うのか、
ZEH水準(40万円)でまとめるのかを早期に確定させることで、断熱・設備・構造の選択肢が明確になります。
次に、依頼先が登録事業者であることを必ず確認します。登録がない場合、仕様を満たしていても申請に進めません。

そのうえで、工程表に着手(2024/11/22以降)交付申請(〜2025/12/31・予約は〜11/14)
出来高(〜2026/1/31)完了報告(戸建は〜2026/7/31)という期日を確実に反映します。
とくに新築で子育てグリーンを使う場合は、給湯省エネ2025との併用ができないため、
給湯機の型番や容量、制御方式まで含め、設備仕様の決定を前倒しにするのがコツです。

よくある質問(サクッと解決)

Q. 子育て世帯の私たちは、いくら受けられますか?

新築の注文住宅で、長期優良なら80万円(古家除却で+20万円)ZEH水準なら40万円が目安です。
条件を満たすかどうかは、世帯の該当性と設計性能の達成で判断されます。

Q. 新築で給湯省エネ2025も同時に使えますか?

同じ新築住宅子育てグリーン(新築枠)を利用する場合、給湯省エネ2025との重複はできません
どちらを使うかは初期に決め、工程と設備仕様を合わせて整えるのが安心です。

Q. 神戸市の独自補助はありますか?

現時点で、新築向けの市単独の現金補助は目立っていません。市のページは国・県制度の案内が中心のため、
契約前と着工前に最新の掲載内容を一度確認しておくと確実です。

Q. 税制は何を見れば良いですか?

基本は住宅ローン減税(0.7%×最長13年)固定資産税の軽減贈与の非課税の三本柱です。
いずれも入居時期や性能条件と連動するため、補助金の検討と同じタイミングで整理しましょう。

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