vol.39 現場レポート「気密測定」

先日、現在施工中のお施主様のお宅で、吹付け断熱(アクアフォーム)まで完了した時点での気密測定を行いました。

 

気密測定を簡単に説明すると、まず、特殊な機械を使って建物内部の空気を一気に屋外に排出させ、建物内部を一時的に負圧の状態にします。

その後、時間とともに屋外の空気が徐々に隙間から入ってきて、外部と内部の気圧差が同じに戻ります。

その内外部が同じ気圧になる時間などから、その建物の気密性能を評価する仕組みです。(右図のような機械を使います)

 

例えば、延べ床面積100㎡(約30坪)の住宅で気密測定を行い隙間相当面積1㎠/㎡という測定値が出たとします。

この隙間相当面積1㎠/㎡とは床面積1㎡につき1㎠の隙間が家のどこかにあるということです。
※まとまってということではなく、小さな隙間の寄せ集めがその大きさ程度という考え方。

 

隙間相当面積1㎠/㎡はおおよそハガキ1枚分の隙間に相当します。

この隙間は部材の継ぎ目、釘打ち部、配管孔、サッシ取付け部分などから生じます。

※気密性能の詳しい説明は「家づくりLibrary」の住まいBooksⅣ気密編をご覧ください。

 

国が定めている基準値は5㎠/㎡以下(寒冷地は2㎠/㎡以下)で、ハウスメーカーは2㎠/㎡ぐらいが多いと聞きます。

そして今回の工事途中の測定値は・・・0.78㎠/㎡でした!

これは気密に関してかなり良い結果です\(^o^)/

 

気密測定を竣工時にする会社も多いのですが、工事途中に測定することで、
隙間部分の補正改善が遣り易いので、より気密性の高い家が実現できるのです。

今後も全棟やっていこうと思っています。

測定には大工さんも水道屋さんも電気屋さんも同席していたのですが、
測定が終了すると、揃って隙間はどこやどこやと這いつくばって探しながら、
「ここ俺がしたとこ違うで!」と言い合いながらも隙間部分を丁寧に埋めていってくれました。

竣工時にもう一度測定しますがもっと良い結果が出ると思います。

 

ただ、気密性の高い家なら良いのか?というと今度は換気が重要になってきます。

それはまた次の機会に説明したいと思います。

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