風景から見えてくるもの

今日は、最近なんとなく「あ、好きなんだな…」と感じた休日の過ごし方について少しご紹介させていただきます。

 

休日といっても、毎週のお休みに出かけている訳ではないのですが・・・

「ちょっと疲れたなー」とか「癒されたいなー」と感じた時に無性に行きたくなる場所に、歴史の感じられる街並みがあります。

もちろん風情ある街並みに魅了されるのもありますが、そういった場所はおのずと手つかずの自然が溢れていたり、人の温かみに触れることができたりと、いろんな要素で私を癒してくれます。

 

その中でも、近場で行けるのが兵庫県篠山市。

神戸からも1時間ほどで行けるのと、今でも古い街並みや手つかずの自然が残っているのもあり、
気軽に訪れられる個人的お勧めスポットです。

昔の民家を改装したカフェや雑貨屋さんも多く、ふらふら散策しているだけで楽しめます。

  

 

あまり深い話はできないので、歴史を語るような真似はしたくないのですが、
数ある見どころの中でも篠山城は割と上位にきます。

「え?篠山にお城があるの?」と言われることもしばしばですが、ちゃんとあります。実存じます。笑

 

元々徳川家康の命により、大阪の豊臣氏との戦いを見据えた西側の拠点として築かれたお城です。

一辺約400mほどの小さな敷地からは篠山盆地を一望でき、
また天守閣代わりに大書院といった建物が中心に佇む少し変わった造りをしています。

大書院は一度焼失してしまったそうですが、篠山市民の切望により2000年に再建されています。

この大書院は木造建築物の中では規模壮大で、お城も小さいとはいえ、
外堀や城壁が敵の襲撃を緻密に計画されて造られたことが伺える素晴らしいお城です。

にもかかわらず、約半年で建築を終えたというのですから、当時の緊迫感や権力の偉大さは凄まじいなと^^;

 

そういったちょっとした背景を考えながら散策していると、
何とも言えない気持ちになり、明日からも頑張ろう!と思えるのです。笑

歴史や街並みだけでなく、美味しい特産物もたくさんありますので、
是非お時間のある際にはお散歩感覚で篠山市を訪れてみてはいかがでしょうか。

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