強度が高く品質の安定した「構造用集成材」

強度が表示された集成材と強度が未知数の無垢材、あなたならどちらの橋を渡りますか?無垢材は伐採されたそのままの木材であるが故に、強度にばらつきがあり、構造計算を行うには不向きな素材です。一方で、人工的に作られた集成材は柱1本、梁1本をきちんと強度表示することができ、構造計算を行う上では非常に適した素材と言えます。

WHALE HOUSEが構造躯体に使用する木材は、全て集成材を使用しています。ひき板1枚1枚、柱・梁1本1本の強度試験を行い、水分量を調べ、含水率15%以下のものだけで製造された「構造用集成材」のみを使用します。強度にばらつきのある無垢材と比べ1本1本の品質が安定しており、その強度は無垢材の約1.6倍と言われています。このように品質が厳しく管理され、一定の強度が保たれた素材を使うことも、根拠のある安心・安全をお届けできる理由です。

健康や環境にもやさしい業界最高水準の素材

近年問題視されているシックハウス症候群に対応するため、ホルムアルデヒドの放散量がほとんどない、JASで認められた「F☆☆☆☆」等級の安全な集成材のみを使用しています。
また、世界最大の森林認証統括組織であるPEFCのCoC認証を取得している材料や、日本の国産材を用いた集成材を使用しています。持続可能な方法で管理されている森林から採取した木材の供給・管理システムを有することで、森林資源の有効活用や、二酸化炭素排出量の削減に貢献しています。

木の質感を市街地でも味わえます

規制により厳しい制限がある柱や梁を室内で見せる「あらわし」も集成材なら可能。市街地にある準防火地域の建物や大型建築物などでも、木の質感による安らぎを味わえます。また、万一の火災事故では、炎の危険性と共に家屋倒壊の危険性を考慮する必要があります。構造材として使用する集成材は45分間燃焼し続けても、表面部分は燃えますが、火災時の安全性は確保することが実証されています。

実は、熱に強いと思われているよりも、の方が加熱時の強度は勝ると言われます。

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