結露しない家にするためには?家づくりのポイントをご紹介!

みなさんは窓枠に水滴がついている結露という現象についてご存じでしょうか。
結露が起こってしまうと、住まいの劣化が進んでしまいます。
この記事では、結露が発生する原因や結露しない家にするための対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

□結露はなぜ発生する?結露が発生しやすい家の特徴を解説します!

前提として、空気には気体の水蒸気が含まれています。
水分が気体になって溶け込んでいるというわけですね。

空気の温度が下がると、空気中に溶け込んでいられる水蒸気の量が減ってしまいます。
その結果、溶け込んでいられなくなった水蒸気が水として現れるのです。
これが結露という現象です。

結露が起きやすい家の特徴として代表的なのが、断熱性が低いということが挙げられます。
断熱性が低いと、外の寒い空気が住まいの壁を冷やし、それに接する室内の空気が冷やされ、先ほどのメカニズムで結露が発生します。

また、室内の湿度が高い住まいほど結露は発生しやすくなります。
空気中に溶け込んでいられる水蒸気の量は限られていますから、湿気が多い部屋では結露が起きやすいのは当然といえますね。

□結露しない家づくりのポイントとは?

結露しない家づくりをするにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは意識していただきたいポイントを3つご紹介します。

*室温を上げておく

これはどのような家でも導入可能な対策です。
常に室内の温度を上げておくことで、結露しにくくできます。
壁の表面、壁の中の空気、窓ガラスの表面などの温度が露点にならないように、温度を調節しましょう。

*連続した防湿層を設ける

結露しないための対策として有名なのが性能の良い断熱材を使用することが挙げられます。
しかし、いくら良質な断熱材を使用していても、露点に達すると結露します。
結露して断熱材が濡れ、断熱性が落ちてしまうと負のスパイラルに陥ってしまいます。

それを防止するために、連続した防湿層を設けましょう。
そうすることによって断熱材が濡れにくくなります。

*断熱性能を上げる

家の外側に面する部分を熱が伝わりにくい素材で構成することによって、断熱性を上げられます。
壁や天井、床や窓など、外部に接する部分の断熱性能を向上させましょう。

□まとめ

結露が発生するメカニズムや結露しやすい家の特徴、結露への対策について解説しました。
結露に対する理解が深まりましたでしょうか。
結露が起きてしまうと、住まいの性能が低下してしまうので、細心の注意を払ってくださいね。

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