1.換気計画

高気密・高断熱に欠かせないものは、換気計画です。換気を行わなければ、温かい空気が逃げることもないのですが、人から発生するCO2や生活臭などによって空気は汚染されていきます。そのため、適切なタイミングで窓を開けることによって換気をしてあげなくてはいけません。しかし、それをしてしまうと高気密・高断熱が損なわれてしまうと考える人もいるでしょう。極力熱を損失させず、冷房・暖房の効率を考慮した換気計画を立てる必要があります。

2.窓

ほとんどの熱は窓から出入りするといっても過言ではないため、窓の断熱性能は重要なポイントとなります。そもそも窓は、ガラス部分と枠（サッシ）部分で構成されており、それらに断熱性を持たせることが高気密・高断熱住宅につながります。

窓に着目するうえで、結露対策も重要です。ガラスに金属膜のコーティングをすることによって断熱性を高めたLow-E複層ガラスを使用することで、断熱性を施すことができるだけでなく、結露対策にも効果的です。

また、枠（サッシ）の材質には、アルミや樹脂製のものなど様々な種類のものがあります。中でも、樹脂サッシや木製サッシは断熱性に優れている素材として人気です。Low-E複層ガラスとの組み合わせにより、さらに断熱性が向上するのでおすすめです。

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1.燃費がよい

高気密高断熱住宅は非常に燃費がいいのが特徴です。暖冷房費を大きく削減できるため、エコでありながら経済的です。

2.ヒートショックの影響が減る

家全体の温度差が小さくなるため、ヒートショックの影響が減ります。冬は暖かく、夏は涼しい理想の住宅を実現できます。

3.結露が改善される

窓に結露を防ぐ性能を持つ種類の断熱材を利用すれば、カビやダニの発生を抑制することも可能です。断熱材によって窓だけではなく、壁や壁内の結露も改善します。

4.花粉やホコリが入りにくい

高気密なので、花粉やホコリが家の中に侵入してくるのも防ぐことができます。

5.防音効果がある

高気密ならではの性能で、振動した空気が外に伝わりづらくなるため、防音効果も期待できます。

このように、高気密・高断熱住宅は数多くのメリットを持っています。これから注文住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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