地震動予測地図で分かる、神戸の地盤が強い区とは?

地震動予測地図で分かる、神戸の地盤が強い区とは?

今後30年で震度6強以上のリスクが高いのは?

J-SHISマップの「確率論的地震動予測地図」2023年版をもとに、神戸市内で予想地震発生率が高い区を、局所的に確率の高いエリアが広い順に記載します。

  • 中央区:0.1~26%(中央市役所から海側のほぼ全域が26~100%)
  • 西区:0.1~26%(玉津・北別府・南別府・宮下あたりは26~100%)
  • 垂水区:0~26%(西舞子・湾岸通・宮本町・平磯など海岸沿いは26~100%)
  • 長田区:0~26%(海運町・駒ヶ林町・久保町・東尻池町など海岸沿いは26~100%)
  • 兵庫区:0~26%(湊町・羽坂通・佐比江は26~100%)
  • 灘区:0~26%(岩屋~御影塚町までの海岸沿いは26~100%)
  • 東灘区:0~26%(魚崎・青木・深江町・マリンパークなど湾岸沿いの一部は26~100%)
  • 須磨区:0~6%(須磨浦通あたりは6~26%)
  • 北区:0~3%(野瀬大仙池あたりの一部で6~26%)

今後50年に起こる地震の震度が強いのは?

同じくJ-SHISマップの「確率論的地震動予測地図」2023年版をもとに、神戸市内各区において39%以上の確率で予想される最大震度を記載します。

  • 中央区:震度5弱~6弱(元町町から小野浜町など海側のほぼ全域で6弱)
  • 西区:震度5強~6弱(玉津・北別府・南別府・宮下あたりは6弱)
  • 垂水区:震度5弱~6弱(西舞子・湾岸通・宮本町・平磯など海岸沿いは6弱)
  • 長田区:震度5弱~6弱(海運町・駒ヶ林町・久保町・東尻池町は6弱)
  • 兵庫区:震度5弱~6弱(湊川町の一部・羽坂通・佐比江ほか海岸沿いは6弱)
  • 灘区:震度5弱~6弱(岩屋~御影塚町までの海岸沿いは6弱)
  • 東灘区:震度5弱~6弱(魚崎・青木・深江町・マリンパークなど湾岸沿いの一部で6弱)
  • 須磨区:震度5弱~6弱(須磨浦通あたりは6弱)
  • 北区:震度5弱~5強(山田町・松が枝町・星和台・高尾山付近で5強)

※参照:J-SHISマップ2023年版「確率論的地震動予測地図」

神戸の地盤、強いか弱いかを自分で調べるには

ネットで神戸の地盤の強さを調べる

インターネット上の地質マップやハザードマップを見れば、地盤の特性を調べられます。
産総研地質調査総合センター発行の地質マップは、地盤特性を知りたい場合に有効。
地形や地層の分布が視覚的にわかります。
各市町村が公表しているハザードマップも便利なツールです。
土砂災害や水害に関する危険区域を主に記載していますが、地盤の脆弱性に関する情報や被災想定区・避難経路・防災関係施設の位置も確認可能。
地盤状況と地震の可能性を考慮した上で、エリア全体の揺れやすさを記載したものもあります。
国土地理院の地理院地図は、埋立地のチェックが可能。
エリアのリスクを調べられるマップをチェックすることで、土地やエリアの安全性の評価ができます。

地盤調査で神戸の地盤の強さを調べる

地盤調査では現地で採掘・試験掘りをして、地盤の実態を確認します。
複数の試験方法があるのが特徴で、その中でもスウェーデン式サウンディング試験は一般住宅で多く採用されています。
先端がスクリュー状になったロッドにおもりをつけて回転させ、回転数とおもりの重量から地盤強度を調査する方法です。
ポータブルコーン貫入試験は軟弱地盤を対象に行われることが多い試験で、コーンがついた貫入棒を地盤に貫入し、貫通抵抗を調査します。
貫入時の平均抵抗値とコーン断面積から、地盤が柔らかいか・硬いかを示す数値「コーン指数」を算出する方法です。
プレッシャーメータ試験は、試験孔の壁面に対しフレシキブルなゴムチューブを通じて載荷し、載荷圧力と孔壁の変位をチェックして地盤の初期圧力やせん断剛性率を求める方法です。
浸水試験・浸透試験は地盤の透水係数をチェックするもので、孔内の水位を人工的に下げて水位が回復する状況を測定する方法と、人工的に水を注入して水位の低下状況を測定する注入方式などがあります。
費用は建物の建築面積20坪前後に対して、スウェーデン式サウンディング試験は約5万円、ボーリング調査25~30万円。
地盤改良が必要なら別途50~100万円程度の費用が必要です。調査結果は地質学者や土木技術者の調査により地盤特性の分析がなされたあと、地盤調査報告書として作成されます。

神戸の災害史を知っておく

神戸ではこれまでにいくつか大きな自然災害がありました。
平成7(1995)年1月17日に発生した阪神大震災はマグニチュード7.3、被害総額は約10兆円にのぼり、神戸市だけでも死者4,571人・不明1人・負傷者14,678人・避難者数はピーク時で236,899人。
揺れによる建物の倒壊は全壊67,421棟、半壊55,145棟とされています。震災前と比べ、神戸市の人口が約10万人減るほどの被害でした。
震災の記憶を後世に語り継ぐために、神戸の希望を象徴する行事「神戸ルミナリエ」が毎年冬に開催されています。

昭和13(1938)年には阪神大水害が発生しました。
7月3日頃から強まった風雨が5日間にわたる集中豪雨となり、各所急斜面で地すべり・がけ崩れ・土砂流出・河川増水・氾濫が多発。神戸市の72%以上にものぼる戸数と人口に被害があり、死者443名・行方不明74名という大惨事になりました。

昭和36(1961)年6月、昭和42(1967)年7月にも、集中豪雨による水害が発生しています。
阪神大水害と同レベルの水害で、がけ崩れ・土砂流出といった局所的な被害が発生。
ただし昭和42年の水害では、以前の大水害を教訓にした河川改修工事・砂防工事・法律による宅地造成規制などの効果で、過去の水害ほどの被害は報告されませんでした。

地盤だけじゃない!地震に強い住まいの条件とは

地震に強い住宅を構築するには地盤が強い土地を選ぶことは大切ですが、住宅自体が地震に強い構造であることも重要なポイントです。
WHALE HOUSEは全棟標準でSE構法を採用しているのが特徴で、その耐震基準は災害時の拠点となる消防署や警察署と同じ「耐震等級3」(日本における最高等級)を誇ります。
安全性とともにデザイン性も備えた家を建てるWHALE HOUSEは、耐震のほか住宅建設に関するセミナーを無料で定期開催しています。家づくりを学びたい人に向けて、性能だけでなく資金にまで及ぶ充実した内容を提供しているので、ぜひ参加してみてください。

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